利用料金はどのような仕組みになっているの?
放課後等デイサービスの利用料金は、児童福祉法に基づく障害児通所支援のひとつとして、サービスにかかった費用の原則1割をご家庭にご負担いただき、残りは公費によって賄われる仕組みになっています。
障害児通所支援とは、心身の発達に特性のあるお子さまが、日常生活での困りごとに対応する力を育てたり、集団生活に慣れていくための支援を受けられる、児童福祉法に基づく公的な制度です。放課後等デイサービスもこの制度の一つとして位置づけられています。
利用料金のうち9割は公費でまかなわれ、ご家庭にご負担いただくのは原則1割とされています。ただし、この「1割」がそのまま無制限にかかり続けるわけではなく、次にご紹介する月額上限額という仕組みが設けられています。制度の詳しい運用は自治体によって異なる部分もあるため、気になる点はお住まいの市区町村の窓口にご確認いただくと安心です(2026年10月時点の一般的な仕組みです)。
世帯の所得で決まる月額上限額とは?
1割の自己負担額には世帯の所得状況に応じた月額上限額が設けられており、1か月にお支払いいただく金額はその上限を超えることはないとされています。
月額上限額は、世帯の課税状況や所得の区分によっていくつかの段階に分かれているとされています。
- 生活保護を受給している世帯や、住民税が非課税となっている世帯では、上限額が低く設定される傾向があります
- 一定以上の所得がある世帯では、区分に応じて上限額が変わってきます
- お子さまが複数、障害児通所支援を利用している場合に、世帯全体の負担を軽減する仕組みが用意されている場合もあります
どの区分に該当するかや、実際の上限額は世帯状況やお住まいの市区町村によって異なります。具体的な金額については、自治体の窓口や相談支援専門員に確認しながら進めていただくことをおすすめします。
おやつ代などの実費には何が含まれるの?
利用料金の自己負担分とは別に、おやつ代や行事にかかる費用など、事業所が独自に定める実費をご負担いただく場合があります。
実費としてよく挙げられるものには、次のようなものがあります。
- おやつ代や昼食代(提供がある場合)
- 制作活動や教材にかかる材料費
- 遠足や行事などの参加費
実費の内容や金額は事業所によって異なり、月によって変動することもあります。見学や面談の際に、どのような実費が、どのくらいの頻度で発生するのかを確認しておくと、利用開始後の家計の見通しを立てやすくなるかもしれません。
料金について不安なときはどこに相談すればよいの?
利用料金の仕組みや上限額の区分は世帯状況や自治体によって異なるため、具体的な金額については自治体の窓口や相談支援専門員に確認しながら進めていただくことをおすすめします。
- お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口に問い合わせ、世帯の所得区分や月額上限額の目安を確認します
- 受給者証の申請に関わる相談支援専門員がいる場合は、料金面の不安も含めて相談してみます
- 見学や面談の際に、事業所に実費の内容や請求のタイミングについて質問します
料金のことは聞きにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、家計の見通しを立てることは、お子さまに安心して通っていただくためにも大切な準備のひとつです。Cocoaでも見学の際に料金のご相談をお受けしていますので、気になることがあればお気軽にお尋ねください。見学やご相談は、お電話(011-826-3855/平日9:00〜18:00)またはお問い合わせフォームから承っております。